大 糸 線
都会を走る「京浜東北線」と同じ色をした旧型電車をはじめて見た時は、本当にビックリしたのを覚えています。北松本にある電車の車庫でヘルメットを借りて構内を自由に撮影させて頂いた事が懐かしく思い出されます。


クモハ12001
ペーパー車体ながら自分にとって、初めてリベットの表現をしました。リベット車体は少々?オーバースケールですがペーパーにもリベットが打てることが確認でき、今後のリベット車の製作に大きな1歩を残したと思っています。(T・H様撮影)


クモユニ81003
モデラー歴○○年にも拘らず、真鍮車体キットを完成させたのは, 後にも先 にも こ の1両だけです。トップページの「紙で作る・・には反しますが、掲載しました。KSモデルのキットをハンダ付けで組みました。前面ガラスをはめ込みにして雨どいにグレーを色差しました。


パンタグラフ付近


空気作用管はピノチオのロストパーツを使用し、かなり楽をしてしまいました。
写真でほとんど見えませんが、パンタ鉤はずしの碍子は1.2ミリのパンタビスに0.4ミリの孔をあけて真鍮線を通しました。
前面窓ガラスは、透明プラ板のはめ込みです。


                                    

クモハ43810
阪で急行電車としてデビューし、身延線に行ってから、トンネル通過の為にパンタグラフの屋根部分を削られ、大糸線で最後を迎えました。 (屋根を削ると800番代をつけられます。)都落ちの流転の人生でした。モデルでは文房具屋さんで購入した0,2ミリのケント紙を用い、テールライトはチョッとこだわって真鍮パイプを2本はめ込んで段差を表現しました。

クモハ43810のパンタ付近の屋根


トンネル通過のためざっくりと削られています。モデルは木製屋根板の一枚ものから削りだしをしました。実車と同じように屋根の色も、削られたところは色を変えてあります。



サハ45007
昭和一桁生まれの元横須賀線1等車 (現在のグリーン車)です。実車に乗ったことがありますがシートがふかふかしてすわり心地が良かったのを覚えています。昭和54年ぐらいに乗車した時点では普通車に格下げされています。)モデルではかなり薄手の紙に針で押し出したリベット表現をしました。

クモハ40077
パンタ側配管加工の様子です。
この電車はペーパー製ではありません。カトーの完成品を加工しました。主な加工箇所は客用扉をすべて切抜き真鍮製パーツをはめ込み、モールドされている屋根の配管関係は削り落とし真鍮線で引き直しました。ヘッドライト及びテールrightも交換しました。床下機具も配管関係を中心に追加してあります。



クモハ54007(K.Sさん作)の横をすり抜ける・・・・

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